天神祭
天神祭についてご説明します。
天満宮御鎮座の2年後にあたる天暦5年に神鉾を社頭の浜から流し、神鉾が流れついた浜に斎場を設けまたした。その斎場でみそぎを行ない、崇拝する人達などが船の形をまねて斎場に奉納した事が天神祭りの始まりであると言われています。一千年以上の歴史があり、日本三大祭の一つに数えられます。年々、船も多く奉納されるようになり、船渡御になったのは戦国時代の豊臣秀吉の頃になります。一度、堂島川に土砂が流入してきてで中止になってしまった時期もありましたが、元禄時代以降は、繁栄の象徴として盛大に祭られ、享保年間に祭りの基盤となる組織である講が生まれました。更にお迎え人形なども祭られるようになり、年々華やかになりつつあります。世界大戦や幕末の政変などで中止になったこともありますが、昭和24年に船渡御が再び復活しました。災害などにより中止することもありましたが、人々の力によって復活を遂げ、伝統を受け継がれ続けています。
天神祭は、千年にも渡って受け継がれていますので、数々の逸話が存在します。元禄時代には、忠臣蔵で有名な大石内蔵助が討ち入り前に妻と息子と一緒に天神祭を見物したという話もあります。そして、大阪にゆかりのある井原西鶴や近松門左衛門などの歴史的な有名人も祭りを見物しながら文学について討論したという話もあります。幕末には、新撰組が時の将軍徳川家茂のために豪華絢爛な天神祭を催して欲しいと依頼がありましたが、情勢不安のために断ったという話もあります。
天神祭のみどころは船渡卸で25日に本宮で行われます。御鳳輦船が100隻もの船を引き連れて大川を行ったりきたりし、とても迫力があります。毎年100万人以上の見物客でごったがえします。祭りのフィナーレに奉納花火が行われ、夏の夜空に美しく花火が飛び交います。なお、奉納花火は大変混雑しますので、最寄の京橋駅から徒歩で歩いて行くようにしましょう。
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